6月になりました。
新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、ハーモニーが運営している5つのひろばは3月より閉館しています。
3か月の間、私たちに何ができるか、スタッフと一緒にいろいろと考えてきました。
子育て世代を孤立させないためにやっている私たちの事業…。
なのに、ますます孤立している家庭や不安を抱えた親子が増えるのではと心配していました。
すこしでも気持ちがやわらいでもらえたらと、スタッフが毎日のように各ひろばのホームページに記事を書いてきました。
まずはメールで相談ができたらと「プレママプレパパ子どものためのほっとらいん」を立ち上げました。
4月は、ひろばを利用していただいていた一部の方にお電話をして様子をうかがいました。
5月は、ハーモニーとして「ママ&パパオンラインおしゃべり会」「プレママプレパパオンライン交流会」「小学生ママのおしゃべり会オンライン」を計14回開催。
みなさんひとり一人が、一生懸命子育てをがんばっているという姿を感じました。
中には、ひろばで知り合った方と連絡をとりあい、この状況を乗り切っている方もいました。
それでも「早く開けてほしい」「もう限界だ~」「どう子どもと接していいのかわからない」などという声がだんだんと聞こえてきました。
この3か月、改めて気づいたことは、拠点の大切さでした。
6月からは市の事業として、「まつどDE子育てオンライン広場」や人数を限った「子育て相談」を行うことになりました。
また野菊野こども館は、人数や時間、遊びを少し制限して開館することになりました。
これから「新しい生活」と向き合いながら、今、私たちができることを、スタッフと一緒に考えていきたいと思っています。
理事長 石田 尚美